場づくり
クラフトマンたちがつくり出すのは、製品や空間だけではありません。鮭箱とその周りにあるもの。つまり、暮らし方や人とひとのつながりも大事にしていることのひとつです。
展示をきっかけに、おいしいものを囲みながら、鮭箱を使ったワークショップやシャケレレなどを使ったライブ、トークイベントなどを行っています。
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ARAMAKI from 北海道展
国立新美術館の地下にある『SFT(SOUVENIR FROM TOKYO)ギャラリー』での企画展です。
テーマは「お土産物」。北海道からARAMAKIの製品を鮭箱に入れて東京へ送り、輸送用として使った鮭箱をそのまま会場のディスプレイに使用しました。一番大きいサイズの箱(19.5kg)は33箱、そのなかに小さな箱や製品を収納し、計100箱を輸送しました。
手ぬぐいやティシュケース、軍手など、手に取りやすいものを中心に展示・販売。また、特別に『株式会社山口木材』さんから真鍮製の版をお借りし、インクをつけて手押しするパフォーマンスも行いました。- 会期
- 2021年2月3日〜3月22日
- 会場
- SFT GALLERY (東京都港区)
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ARAMAKI WORLD + SHAKE SUMMIT
まちなかにある文化複合施設『札幌市民交流プラザ』内にある『札幌文化芸術交流センター SCARTS』の公募企画に参加。これまで小さな会場でアットホームな雰囲気で行ってきたシャケサミットを、広い公共空間で開催しました。
鳥居や社殿を設え、神社に見立てた空間で、日用品や楽器の展示・販売、スタンプワークショップなどを行いました。最終日のライブには、なんと約300名が参加。一緒に活動してきた仲間だけでなく、併設されている図書館や劇場に立ち寄った人、学校や仕事帰りに通りがかった人なども含め、さまざまな人が集い、ともに過ごしました。- 会期
- 2019年12月2日〜9日(ARAMAKI WORLD)、 12月7日(SHAKE SUMMIT)
- 主催
- ARAMAKI、 札幌文化芸術交流センターSCARTS(札幌市芸術文化財団)
- 出演
- オープニングライブ:古舘賢治、 朝倉“Oshow”尚和、 大山賢司/トークショー:村上智彦・鹿川慎也(ARAMAKI)、 佐々木 信(3KG)、 白崎亜紀子(FM E-niwa)
- グラフィックデザイン
- デザイン事務所カギカッコ
- 材料協力
- 釧路スチレン株式会社、 株式会社マルア阿部商店、 株式会社丸亀、 釧路東水冷凍株式会社
- 写真
- 辻田美穂子
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ARAMAKI展
2017年、東京での展覧会を経て、鮭のように北海道に戻ってきたARAMAKI。
展示では、ヒストリー、プロダクト、ステージに分けて、新巻鮭の歴史を辿り、鮭箱のグラフィックの意味などを一つひとつ解説。作業中の輪転機の映像など、製品だけではなく、その背景や製作プロセスを解体する試みでした。また、ビルの入り口には、鮭箱を積み上げてファサードを製作。なんと間違えて新巻鮭を買いに来た人も。
会期中は、展示に協力していただいた、デザイン会社『3KG』代表の佐々木信さんによる展示解説や、輪転機の版を使ったオリジナルバックやTシャツをつくるワークショップ、シャケレレ教室、ミュージシャンの浜崎貴司さんによるアコースティックライブなどを開催。浜崎さんは、北海道でライブを行う際は必ずシャケレレを使ってくださっており、今回サプライズで製作したARAMAKIの足置きは、そのあとも全国のライブにお供しているようです。- 会期
- 2018年4月28日〜6月2日
- 会場
- 庭ギャラリー(北海道札幌市)
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シャケサミット
2015年、シャケバッグとシャケレレを車に乗せて釧路へ。そこで出会ったのが、木箱メーカー『吉岡製函株式会社』の羽田野社長でした。工場の製造ラインを見学しながら新巻鮭を取り巻く第一次産業についての話を伺い、製材所や水産加工会社も紹介していただきました。いつもARAMAKIを縁の下で支えてくださっているひとりです。
「釧路での経験を分かちあいたい」。そんな想いではじめたのが「シャケサミット」です。羽田野さんをお招きして「鮭箱の現状とこれから」についてトークを行い、新作のお披露目やシャケレレを使ったライブなどを行いました。
会場は、農家の家をリノベーションしたまち外れの一軒家。食卓には、ちらし寿司とあら汁、ピザ、フリットなど、鮭尽くしのメニューがずらり。〆は、札幌の名物店『麺匠 赤松』さんによる鮭ラーメンです。
工房を飛び出し、鮭箱の産地へ。ものづくりを通して、見たり、きいたりしたことをほかの人に手渡してゆく、活動そのものをぎゅっと詰め込んだお祭りのようなイベントです。1年に一度のペースで、不定期に開催しています。- 会期
- 2016年11月26日、2017年11月11日
- 会場
- とものいえ2(北海道恵庭市)
- 主催
- ARAMAKI
- 出演
- ライブ:ダイナマイトあさの、 笹木勇一郎/ トークショー:村上智彦・鹿川慎也(ARAMAKI)、 佐々木 信(3KG)、 白崎亜紀子(FM E-niwa)
- 協力
- 釧路スチレン株式会社、 有限会社十勝製函、 麺匠赤松、 チャコのパン、 白崎誠治
- 写真
- 辻田美穂子
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[その他の展示]
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ARAMAKI Tower
- 会期
- 2021年4月29日〜5月31日
- 会場
- 江別 蔦屋書店 知の棟(北海道江別市)
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SAPPORO CREATOR PROJECT
- 会期
- 2020年8月11日〜30日
- 会場
- PARCO(北海道札幌市)
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eastern vol.4「サケとさけ」
- 会期
- 2020年2月22日〜23日
- 会場
- guild Nemuro(北海道根室市)
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お正月インスタレーション
- 会期
- 2019年12月26日〜2020年1月12日
- 会場
- 函館 蔦屋書店 センターホール(北海道函館市)
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第8回「まちなか夜の音楽会〜鮭×酒〜」
- 会期
- 2019年7月19日
- 会場
- 札幌文化芸術交流センター SCARTS(北海道札幌市)
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ARAMAKI展
- 会期
- 2017年3月11日〜4月9日
- 会場
- maruse(東京都目黒区)
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